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"I am"ー尊厳ある社会の実現に向けてー

この世界とは何なのか、人間とは何なのか、自分とは何なのか。認識技術によって開かれる未来文明

僕と宝物とゴミ箱と犯罪者ーいまの社会で生きるということー

 

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いまの社会について思う。

 

生まれた時から、すべての正解は外にあった

正しさというものは決められていた。

自分の中から生まれた"宝物"は無残にも壊されていった、ゴミ箱に捨てられていった。

 

少しづつ"自分"というものが形作られていった

まるで溶鉱炉に流し込まれる鉄のようであった。

しかしそんな上手に溶けるはずもなく、僕は無理やりそこにはまり込むしかなかった。

 

上手にその形を作れる友達が羨ましかった。

なんで僕はこんな形をしているんだろう、なんであんな風になれないんだろう」と悩んだ。

 

それでも僕は頑張った、溶けきらないなりに頑張った。

しかし次第に様々な問題が増えていった。

 

外の正解には、たくさん答えられるようになっていった。

どんな風にすれば、正解になるのかを勉強したからだ。

たくさん暗記して、たくさん覚えて、たくさん真似して。

 

でも、気づかないうちに何かが壊れていった、少しづつ崩れ落ちていった。

"自分"というものを、牢屋の中に閉じ込めて、暴れないように、誰にも見つからないように、隠し続けていた。まるで重罪を犯した犯罪者のような扱いで

 

どんなに外の正解に答えられたとしても、その犯罪者は喜ばなかった。もう喜ぶことすら忘れてしまっていたのだ。自分の表現の仕方すらも忘れてしまったのだ。自分が昔は、大自由であったことすらもう忘れていたのだ。

 

僕は思った。

「こんな犯罪者を抱えている僕は、社会不適合者なんではなかろうか」と。

「なんでみんなはあんなに上手で、僕は下手くそなんだろう。」と。

 

 

そして僕は、限界がきた。

そのゲームから降りることにしたのだ。

正確に言えば、降りるしか道がなかった。

 

そして僕は探した。

「"本当の正解"とはなんであろうか」と。

僕にとっては「ここから第2の人生が始まった」と言っていいかもしれない。

 

いまでも思う。

僕はいつ鬱になっても、自殺をしても、殺人をしてもおかしくなかったのではないか、と。

 

そして今になって思う、こういう状態の人はたくさんいるのではないか、と。

昔はこんな自分を出すことはできなかった。

だから、自分だけがおかしいのではないか、と思っていた。

 

でも今多くの人と向き合うようになって思う。

「本当にみんな大変だ」と。

正直みんなギリギリだと思う。

張り詰めた糸が切れる直前まできていると思う。

「自分は大変だ」と思ってしまったら糸が切れてしまうから、それを感じないようにしているようにも感じる。

 

みんなはいまの社会をどう思っているのだろう?

いまの周りの人たちをどう思っているのだろう?

いまの自分をどう思っているのだろう?

 

 

そんなことを感じた1日であった。