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"I am"ー尊厳ある社会の実現に向けてー

この世界とは何なのか、人間とは何なのか、自分とは何なのか。認識技術によって開かれる未来文明

【第2章】世界中を股にかける平和の使者”ダライ・ラマ14世”とNoh Jesuーダライ・ラマ14世が巻き込まれている社会の構造と彼の限界ー

Noh Jesu リーダーシップ 歴史 社会情勢

では前回までで、ダライ・ラマ14世の生き様と、素晴らしいリーダーシップについて触れさせていただきました。まだそこのイメージの共有がなっていない方は、ぜひ前回までの記事も読んでみてください。

 

 

ダライ・ラマ14世の現状ー共産主義自由民主主義の勢力争いの中にるダライ・ラマ14世ー

実際にダライ・ラマ14世と各国の関係性を見ると、ダライ・ラマ14世が今の社会にとってどのようなポジションを取っているのかが見えてきます。これはWikipediaなどにも書いてありますが、彼自身多くの国で入国拒否、会談拒否を受けていたり、歓迎されていたりと、かなり賛否両論です。しかも、同じ国が歓迎したり、拒否していたりもあるんです。なぜでしょうか?

 

それは一言で言えば「共産主義勢力と自由民主主義勢力の勢力争いに巻き込まれているから」であると言えると思います。

 

どういうことかといえば、ダライ・ラマ14世はシンプルに言えば「反中国」の姿勢を取っています。なので、中国はダライ・ラマ14世の行動に関して国内で規制をかけたり、彼が海外に訪問する際も、訪問先の国に「ダライ・ラマ14世の行動の制限」を要求しています。

 

そしてその要求を受けた相手国は、"自国と中国の関係性がより良い方向性に向かう"ための判断を取ります。もちろん中国との関係性を良くしたい場合は、中国からの要求を飲みますし、逆に反中国の国で、ダライ・ラマを応援したい国は、中国の要求を無視したりもします。

 

中国の影響力と資本主義の仕組みー自分の国に利益があるのかどうか。それが多くの国の判断基準ー

 

しかしこれだけ世界的に中国が影響力を持った今は、中国の要求の影響力が強くあります。正直ここはかなり複雑にいろいろな事情が絡み合っているように僕からは映ります。ぜひみなさんもご自身の目で洞察してみてください。世界の外交事情が良く見えてきます。

 

この状況下では、結局彼の行動も意見もいまの中国にも、もっと言えば他の国にも届きません。なぜならば、どこの国も"ダライ・ラマ14世がどうこう"ではなく、"自国にとってメリットがあるのかどうか"で、彼の行動を受け入れたり、拒否したりしているからです。極端な例を言えば中国が"ダライ・ラマ14世を入国させたら、お前の国との貿易やめるぞ"とかいいだしたら、その国はなかなかダライ・ラマ14世を入国させることは難しい状況になると思います。これが資本主義の仕組みでもあります。(まあ流石にそこまではないと思いますが)

 

なのでダライ・ラマ14世は結局現代社会に息づいている「共産主義勢力と自由民主主義勢力の勢力争い」に振り回されている状態であり、現状のままではなかなか彼の目指す「チベット全土を平和地帯に変える」というビジョンは達成されないと思います。

 

ではどうすれば良いのでしょうか?

 

一言で言えば「共産主義自由民主主義を超える新たな代案の提示」が必要不可欠であることです。

 

共産主義自由民主主義を超える新たなイデオロギーの必要性ーアインシュタインが唱えた現代社会に必要な方向ー

どういうことかというと、チベットという国一つを取っても、結局は中国がより大きな勢力を持って他国以上の勢力を維持したいがために、なかなか中国はチベットを手放せすことは出来ません。これは現代社会のパラダイムの上ではいたって常識的なことであると思います。

 

そしていままでの軍事戦争、経済戦争を見てみても、結局はそれぞれのイデオロギー同士の争いの構図になり、そこに多くの国民たちが巻き込まれている状態であり、現代社会もその構造自体はなんら変わっていません。

 

しかし現在、その構造が崩れ始めて来ています。いままでは、自由民主主義の代表であるアメリカが世界のリーダーシップをある程度取ることはできていましたが、現在では中東問題を始め、多くの社会問題を解決できず、世界人類の舵取りに幾度となく失敗している状態にいます。そして共産主義の代表でもあるロシア・中国も世界の舵取りをできるほどの知恵と力は持っているようには見えず、また共産主義革命が起こったとしても、世界が平和になるとは到底思えません。

 

ではどうすれば良いのでしょうか?ここでポイントとするべくは、あの天才"アインシュタイン"の発言です。

 

いかなる問題も、それをつくりだしたときと同じ意識によって解決することはできない

 

みなさんはこの言葉を聞いてどう思われますか?ここをヒントに次回、私たちがこれから歩むべき道を模索していきたいと思います。