読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

"I am"ー尊厳ある社会の実現に向けてー

この世界とは何なのか、人間とは何なのか、自分とは何なのか。認識技術によって開かれる未来文明

【前編】みなさん"トラウマ"って持ってますか?ー僕の人生。罪を抱え逃げ続ける犯罪者のように不安と恐怖を抱え続けてきた人生ー

 

みなさんは"トラウマ"ってありますか?(ちなみにトラウマについては下記を参照に)

 

gogen-allguide.com

 

実は僕には強烈なトラウマがあって、そのトラウマの影響があって自分に対して「自分は裏切り者で、罪深くて、薄っぺらい自己中心的な人間だ!」という強烈な思い込みを持って人生を過ごし、強烈な"罪意識"によって、自分にも自信を持てず、家族とも友達ともうまく関係性も作れず、ずっと苦しい人生を歩んできました。

 

世界で一番大好きな人を裏切った自分ー拭うことのできない罪ー

 

そのトラウマは小学2年生の時に形成されました。僕は二人 兄弟で、2つ上に姉がいました。生まれた時から姉は僕にとって世界で一番のヒーローで、世界で一番大好きな人でした。だから小さい頃からいつも姉の後ろをくっついて回り、姉の真似ばかりをしており、両親からも「お姉ちゃんと仲良くしなさいね。お姉ちゃんに何かあったら亮太が守ってあげるんだよ」と言って聞かされていました。

 

そんな中で、年を重ね僕が小学生に上がったくらいの時にある衝撃の事実に出会うんです。というのも私の姉は今の社会の基準ではあまり評価されない側の人間で、先生の言うことを聞くのも得意じゃない、勉強もスポーツもあまり上手な方ではなく、友達を作ることもあまり得意ではない、そしてどちらかというと内気な性格でした。そんな姉は、学校の先生や、周りの友達からもあまりいい評価されず、どちらかというと姉に対してのマイナス的な評価が多数を占めていました。僕にとって世界でNo.1だと思っていた人が実はそうじゃないのかも!?というショックと出会いますが、そんなこと認めたくないし、でも実際お姉ちゃんが本当にヒーローだったらみんなもそう認めるはずだし・・・そんな葛藤もあって少しづつ僕はお姉ちゃんと距離を置くようになるんです。

 

そしてある時に、地域のヤンキーグループにおねちゃんがいじめに会っている所に遭遇してしまいました。それを見た時に「あぁ、やっぱりお姉ちゃんはいじめられちゃうような存在で、スパーマンなんかじゃないのか・・・」といままで直視しないよう努力していた事実と直面してしまったんです。そしてその時の僕の気持ちはといえば「お姉ちゃんを助けたいけど、助けようとしたら僕までやられちゃう。それに僕なんかが助けに入っても助けられるはずがない。」と思い、その場から逃げ出してしまうのです。その当時は分かりませんでしたが、この出来事がのちの僕の人生にとても大きな影響をもたらすトラウマとなったのです。

 

トラウマによって形成された強烈な"罪悪感"ー罪を抱え、逃げ続ける犯罪者ー

 

自らが選択したことではあるんですが、世界で一番大好きな自分のヒーローを自ら処刑台の上に乗せて、自分はその人を救えたかもしれないのに、自分を守りたいという自分の弱さによって、その場から逃げ出し、見て見ぬ振りをした自分に対して、姉を見捨て、裏切ってしまったことと、「姉を守る」という両親との約束を破ってしまったという強烈な"罪悪感"によって、僕は心に拭うことのできないトラウマを抱えてしまったんです。

 

当時の僕はそれがトラウマになっているだなんて全く気付きませんでしたが、それからというもの、僕は常に心の奥底にその"罪悪感"を抱えて生きてきました。その気分はまるで罪を犯した犯人が、警察に捕まらないように、見つからないように逃げ回っているような気分です。

 

こんな気持ちってみなさんは理解できるのでしょうか?

 

元をたどれば自分の責任なんですが、その傷は癒えることがなく、常に根底に「自分は裏切り者で、罪深くて、薄っぺらい自己中心的な人間だ!」というトラウマを抱えて生きてきました。

 

そんなトラウマを抱えるとどうなるの?ー不安と恐怖を抱え生き続ける人生ー

 

そんなトラウマを抱えたまま生きてるとどんな状態になるかというと、世界で一番大好きなお姉ちゃんと両親のことを裏切ってる状態ですから、誰にも心を許すことも出来ず、常に心の奥底に「不安と恐怖」があるんです。自分で自分を信じることが出来ないですし、誰のことも信じることができないんです。

 

なぜなら、こんな最低な自分だからいつお姉ちゃんのように仲間ハズレにされたり、いじめられたりするか分かりませんし、だから常に"仲間ハズレにされないように、いじめられないように"自分を取り繕って、仮面をかぶって、表面だけの薄っぺらい関係性しか作ることができなかったんですよね。それを人生でずっと繰り返してきました。

 

友人からのある一言によって人生をストップーもう前に進めない・・・ー

 

でもある時そんな自分で人生を過ごすことに限界がきたんですね。それが大学3年生の"就職活動"のときでした。就職活動をしたことがある人ならわかると思うんですが、就活って多くの人にとって「いかにして企業にとって自分がいい人材のように振る舞うか」だと思うんです。だから当時の僕も「どうやったら企業に採用してもらえるんだろう?どんな自分を見せたらいいんだろうか?」ということばかり考えて複数の企業で面接をしていました。

 

でもそんなことを繰り返していくうちにいつのまにか「本当に自分が何を考えているのか、自分の本音が何のなのか」が分からなくなってしまったんです。だから次第に「就職したい」と思っていた自分の気持ちすら本当なのかが分からなくなってしまって、最終的に前にも後ろにも進めなくなってしまったんですね。そんな状態を見かねた友人から「そんなに焦らなくていいんじゃない?一回休んでみたら?」とアドバイスをもらい、僕は大学を休学して一旦就職活動をやめることにしたんです。

 

でもやっぱりトラウマを拭うことはできずさらに僕は苦しんでいくことになるんです。続きは次回。

 

 

rtomizawa.hateblo.jp