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"I am"ー尊厳ある社会の実現に向けてー

この世界とは何なのか、人間とは何なのか、自分とは何なのか。認識技術によって開かれる未来文明

AIが人間を越えるときー世界最高峰の情報ゲームで知の競争ー

世界中の人が注目したある戦いがある。

 

それは囲碁の名人と、Google社が開発した人工知能との戦いだ。以前チェスでの戦いはあったが、囲碁というのは情報戦の中でもとても高度な部類のゲームで、この戦いは知の最先端の競争とも言えると思う。

 

フェイスブック人工知能研究者ヤンドン・ティアンが説明するように、囲碁はAI研究者にとって昔からの課題──途方もなく難しく、途方もなく魅力的な課題である。フェイスブックは、「囲碁という謎」を解決することが彼らのソーシャルネットワークを動かすAIを進歩させるだけでなく、AIの価値の証明にもなると考えている。

 

wired.jp

 

そして先日その戦いに一区切りがついた。

 

やがて戦いはアルファ碁が広大な陣地を築く下辺に移行。黒は右下辺でわずかな陣地を築くも、下辺を大きく白に切り取られ劣勢が明らかになった。途中、ニコニコ生放送の解説が「(セドルの)心が折れてもおかしくない」と語るような、明らかに勝負が決まった状態で手は進み、3戦目で初めてコウの争いになるものの、やがてセドルが負けを認めてアルファ碁が3連勝を飾った。

 

www.mdn.co.jp

 

 

その戦いぶりは、解説者も理解不能だったようだ。

 

あれ…? あれ…? 今まで見てきた手の中で一番衝撃的な手のような気がする。これは不思議だとしか言いようがないのでは?」(チェ・ユジン囲碁アマチュア五段)
「不思議だというよりも、あり得ない手です。プロの感覚では考えも付かない手です。どういう意味で打ったんでしょうか?」(イ・ヒソン九段)


10日、韓国トップの囲碁棋士李世ドル(イ・セドル)九段と人工知能囲碁ソフト「アルファ碁」の第2局を中継していた韓国棋院運営の「囲碁TV」解説者たちは「解説」ではなく「疑問」を連発した。

 

alfalfalfa.com

 

人間と人口知能。未来はどのようになっていくのでしょうか。最後に、実際にこの囲碁の名人に打ち勝った人工知能を開発した、デミス・ハサビス氏の記事をぜひ参考にしてみてください。

 

Q:
多くの人がSFさながらに進化しているAIに少なからず恐怖を感じています。将来、人とロボットやAIとの関係はどうなると思いますか?

 

ハサビス:
ロボット工学について個人的にあまり考えたことがありません。私が本当にエキサイティングだと思っているAIとは科学的な部分で、科学をより早く進化させるところです。私はAIによってアシストされる科学を見たいと思います。そこでは、AIは効果的に研究を助け、多くのつまらない労働をサポートして、興味深いことを教えてくれ、山のようなデータから構造を見つけてくれ、人間のエキスパートや研究者がブレイクスルーをもっと素早く達成できます。数カ月前にCERNの研究者と話す機会がありましたが、彼らは世界で最も多くのデータと格闘しています。データの量があまりに膨大で処理できないほどです。AIが膨大なデータの中から新しい何かを見つけてくれる未来はクールだと思います。

 

囲碁チャンピオンを打ち破ったGoogleの人工知能「AlphaGo」を作った天才デミス・ハサビスが人工知能を語る - GIGAZINE