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"I am"ー尊厳ある社会の実現に向けてー

この世界とは何なのか、人間とは何なのか、自分とは何なのか。認識技術によって開かれる未来文明

あなたが"存在するだけ"でお金が発生する「資本主義」の素晴らしさと弱点ーあなたと意志とは関係なく"ルール"は勝手に決まっていた。ー

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※所要時間:5分〜8分(約3000字)

 

今日はあなたの身近なこととつなげて、資本主義について書いてみようと思う。

 

現代の資本主義というパラダイムに生きる僕たちは「存在している」だけで「お金が発生する」ようになっている。

 

あなたが「存在するだけ」でお金が発生するシステムー資本主義とはどんなもの?ー

 

どういうことかというと、そもそもこの社会はお金によって回っており、お金によって全てのものの価値が決定されている。ということは「人間が生きる上で必要なこと」は「全てお金によって成立」している。

 

「税金」というものについてーあなたの意志に関係なく決まったルールー

 

その代表例としてまず挙げられるのが「税金」だ。

 

日本を例にすれば、私たちは生きている以上税金を収めなければならない。具体的には、「所得税国民健康保険、厚生年金保険、雇用保険、住民税」があげられる。これらを支払わなければならない理由は単純で、「そのように決まっている」からである。

 

僕たちの意志とは関係なく、国民に「サービス」を提供することになっており、そのお金を国に払うのだ。これは今までの流れを加味して「それが一番良いだろう」となってしまったものだ。

 

これは別に「善い・悪い」の議論をしたいのではなく、「そのようになっている」という話だ。逆に言えば誰もこれらを支払わなければ、それはそれで大変だ。道路もないし、信号もないし、ガードレールもない・・・など、実は見えないところで私たちは税金の恩恵を享受している。

 

「生活費」についてー「生きる上で最低限必要な経費」も勝手に決まってた。まるで「普遍的真理」であるかのようにー

 

そして次に考えるべきは「生活費」だ。

 

生活費とは「生きる上で最低限必要な経費」ということにしよう。生存欲求を満たす「食事・・・」などから、安全欲求を満たす「住居・・・」など、様々だ。※以下のマズロー欲求段階説を参考に。

自己実現理論 - Wikipedia

 

これらの「生活費」も、私たちの「意志とは関係なく勝手に」決まっていたものだ。決まっていたこととは、「全てのものに値段をつけて、お金によって取引可能にする仕組み」である。

 

このように私たちは自分たちの意志とは全く関係なく「勝手に決まったルール」の上で生きている。それがさも「普遍的真理」であるかのように。

 

ルールに従わないとどうなるの?ー様々な「罰」によって成り立つ資本主義ー

 

ではこのルールに従わない場合はどうなるのであろう。

 

その方法は幾つか挙げられるが、税金を滞納した場合は「財産の差し押さえ」である。また、金銭を稼げず「人から奪う」「嘘をつく」などをした人は、「刑務所」行きである。またルールに従えない一部の人は、「死」に至ることもある。

 

とはいえ、しっかりとしたフォローシステムもあるー結局「罰」からは逃れきれないけどー

 

しかし、資本主義も残酷なわけではない。しっかりとそのような人たちを守る仕組みも構築している。

 

それが「生活保護」といわれるものだ。これによって、「お金を得られない人」へのフォローはしている。

 

しかしそれでも、「ホームレス」という存在はある。彼らも論理上は生活保護を受けることはできるのだが、様々な理由もあり、ホームレスを選択している。

 

またお金がない場合の大きな「罰」としては、「社会的弱者の扱いをされる事」も大きな要因となると思う。人はどうしても(特日本人)「平均以上でありたい」という欲求がある。これが「社会的欲求・承認欲求」とも繋がってくる。

 

このように資本主義は、「ルールに従わない人」に向けた、「罰」と「フォロー」を活用しながら成り立っている。

 

それでも僕が資本主義を賞賛する背景ーまずは歴史の流れに沿ってー

 

ここまでを聞いて、皆さんは「資本主義」に関してどのように感じられているだろうか?

 

様々な見解があると思うが、僕個人としては「素晴らしい仕組みである」と感じる。ではそれはなぜだろうか?

 

人間は社会的動物であり、何をするにしても「団結・チームプレイ」が必ず必要となってくる。そう考えたときに、資本主義が誕生する前は「どのような仕組み」によって「どのような団結をしていたのか」を考えると資本主義の素晴らしさが見えてくる。

 

それを昔は、「神」という概念によって人たちを団結させたり、「血筋」によって人たちを団結させたり、「暴力」の力によって人たちを団結させたり、などの方法が用いられてきたと思う。

 

しかしその方法に対して、多くの人たちが「理不尽」や「憤り」を感じ、新しい方法を欲しがった。それが「フランス革命」でもあったと思う。そしてその助けとなったのが、ニュートンによる「力の概念」の発見や、デカルトによる「座標軸」の定立などがあったと思う。

 

その頃と比べたらどうだろうか?

 

僕が資本主義を賞賛する背景ー人類の多くの未熟をカバーした仕組みー

 

資本主義とは、「誰かが勝手」に「ものの価値・自分の仕事の価値」を決める世界から、その頃に比べれば「客観的」に「ものの価値・自分の仕事の価値」が決まっていく世界だ。

 

いうなれば、「世界秩序の基準点」を定立したのだ。そして「自分の実力次第」で、「誰もが王になれる仕組み」にもなっているのが資本主義だ。

 

この「基準点を定立」した事により、「全世界」が「同じ指標」を元に「やりとり」が可能になった。これは違う表現をすれば「全世界がチームプレイ・団結」している状態である。(もちろん一部、取引できない地域もある)

 

これらから言えることは、資本主義のシステムを人類が導入したことによって、「一部の地域だけでのやりとり」から「全世界でのやりとり」することが可能になったのだ。そして「一部の人間による支配」から、「誰もが王になれる」ようになったのだ。それが資本主義の中心論理である「個人・自由・競争」である。

 

僕たちは資本主義のどのような恩恵を受けているの?ーあなたが当たり前と思っているその権利は、資本主義によって享受されたものー

 

このことの発明によって、僕たちは生まれながらに「王に支配されない・王の奴隷でない」状態で、「自分が王になるチャンス」も与えられている状態だ。この「権利」を資本主義は僕たちに与えてくれている。

 

それでいて、全世界はいまも活発にやりとりし、あなたも地球の裏側の人といますぐにコミニュケーションもとれるし、ビジネスパートナーにもなれる。

 

これらの恩恵を僕たちは資本主義から受けている。これらの理由から僕は資本主義を「素晴らしい仕組みである」と言ったでのある。

 

ここまでは理解していただけたであろうか?

 

それでも僕は資本主義が「完璧」であるとは言ってないー資本主義の「限界」と現代社会の「行き詰まり」ー

 

しかし僕は「資本主義が素晴らしい」とは言ったものの、「完璧である」とは言ってない。

 

そう、資本主義にも「弱点」があり、「改善」しないとならないことがある。実はそのことが改善されていないがために、現代社会は行き詰まりを迎えてしまっている。

 

それは「人間に対する基準点がない」ということだ。

 

また次回へー参考記事だけ載っけておきますー

 

少し長くなってしまったので、ここらかの話はまた次回以降に書こうと思う。続きな気になる方は、以下の記事にもその方向のことは書いているので、参考にしてもらえればと思う。

 

 

rtomizawa.hateblo.jp

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