20代からの"而立(じりつ)"のすゝめ

様々な人に出会い、様々な本を読み、実践してきたことを元に、色々な角度で表現いていこうと思います。

20代のうちに何をやるべきなのかー"孔子の論語"からみる現代の20代の過ごし方ー

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※所要時間:4分〜6分(約2500文字)

孔子論語とは

 

現代社会にも大きな影響を与えている"論語"を構築した"孔子"という中国の偉大な思想家がいる。彼は以下のように唱えている。

 

子曰く 「吾 十有五にして学に志し 三十にして立ち 四十にして惑わず 五十にして天命を知る 六十にして耳順い 七十にして 心の欲する所に従いて矩 のり を踰えず」 

 

それぞれを現代語訳するとこうなる。

 

孔子は言う… 

私は 15歳で学問に志した。【志学 しがく】

30歳で 自信がつき 自立できるようになった。【而立 じりつ】

40歳で 心に惑いがなくなった。【不惑 ふわく】

50歳で 天の使命を自得じとく(知り得る)ようになりました。【知命 ちめい】

60歳では 耳にどんな話が聞こえても動揺したり 腹が立つことは なくなりました。【耳順 じじゅん】

70歳になると 自分が行うすべての行動は 道徳の規範 きはん から 外れることはなくなった。【従心 じゅうしん】

 

この全体像を基準として「20代」というものを考えていきたいと思う。

 

 

論語を基準に"20代の重要性"を考えてみるー全ての年代の"根っこ"である20代ー

 

この基準から見れば"20代"は「志学」の途中と考えてよいだろうし、違う表現をすれば「而立」の準備段階だ。而立」とは「自信がつき 自立できるようになった。」と表現してあるが、これは「自分が何をするべきか(志)が定まった状態」であると言える。

 

ということは、"20代"では「何をするべきか(志)を定めることができる自分」を構築する時期であると言える。

 

これを「学問」という視点で見れば「自分が何をするべきか(志)を定めるために学ぶ」ということになる。そして"40代"ではその「志」に迷いがなくなり、"50代"ではそれが「天命」となり、"60代"ではどんな話がきても心が乱れなくなり、"70代"では自分が規範そのものになってしまう状態となる、という話である。

 

これらの全体像から見ると"30代"で「何を志すのか」ということがとても重要であることがわかり、さらに「何を志すのか」を定めるために、「20代をどのように過ごすのか」ということがとても重要ということが分かる。

 

違う角度で見れば、「20代でどこまで広く深く学ぶのか(準備できるのか)」によって、「その後の全てが決まる」と言っても過言でない。それくらい"20代"は重要なのだ。

 

 

現在の"20代"はどのような状態なのかー日本の学校教育を見てみるー

 

では、現状はどうであろうか?

 

多くの人間は22歳までを一般的な学校教育機関で過ごす。その教育機関で教えていることは、その後の人生にどの程度影響を与えるだろうか?

 

ここで日本の偉人の中でも突出した逸材である吉田松陰の言葉を借りてこようと思う。彼は「教育(学問)がどうあるべきか」をこのように語っている。

 

学問とは、

人間はいかに生きていくべきかを

学ぶものだ。

 

この基準から見たときに、現在の学校教育はどのように写るだろうか。

 

現在の学校教育は主に「暗記教育」となっており、この方式では生徒自身が考える力が養われず「いかに生きていくべきか」を考えることが難しくなってしまう。これは多くの方々が警鐘を鳴らしている。また、その解消のために「道徳」という強化が追加されたが、これだけでは全く質も量も足らない状態である。

 

「いかに生きていくか」ということは、教わることではなく自らが思考しなければならないことだ。そして教育はそのための「バックアップ」でなければならない。そうでなければ、「而立」は難しく、社会が要求することに「従属」することしかできなくなってします。

 

 現在の"20代"はどのような状態なのかー日本の企業を見てみるー

 

また、その学校教育を通過し「社会人」となった人々はどうであろうか?

 

一昔前であれば、新入社員の教育に力を入れていた企業もあるであろう。しかし現在世界的不景気の中で多くの企業はそこにお金と時間とエネルギーを投資する余裕はほとんどない。むしろ、どの企業も即戦力を欲し、即戦力にならない人物は積極的に離職させていく。人工知能の登場などによってこの流れは今後加速していくであろう。

 

ということは、多くの人物は"30代"で「而立」することが難しくなり、会社・社会に従属し、自分の人生を「他」に委ねるしかなくなってしまう。

 

これは従来の「日本式終身雇用・年功序列方式」であればまだ問題が起きずらかったかもしれないが、これからは全く異なる。どの企業も個人を守っている余裕はない。むしろ個人に守って欲しいと思っている。これは日本の政治を見ても分かると思うが、社会保障とい点でも、今後の社会はより個人に対するバックアップは弱まっていくであろう。 

 

 

今まで以上に「而立」が求められる社会ーこのブログを立ち上げた理由ー

 

ということは今まで以降に而立」が求められる時代に突入しているということである。

 

しかし、而立」のためには「志学」がなければならない。しかし社会構造として学校教育がそんなに早いスピードで変わることは難しい。ということは、やはり「而立」が難しい状態に変わりはない。

 

では、どうすればよいのであろうか?

今の時代に生きる20代は何を学べばよいのだろうか?

 

このような背景もあり、僕はこのブログを立ち上げた。

 

 

これからの時代を乗り切るためにー未知の世界を生きる僕たちー

 

これからの時代に生きる20代は絶望と希望を兼ね備えている。私たち人類は今まで経験したことのない未知の世界へ突入している。

 

ジンギュラリティの問題に始まり、過去類を見ない文明間の大きな摩擦と衝突、宗教紛争、イデオロギー紛争による核戦争・核テロの脅威、超格差社会少子高齢化、環境問題、食糧危機・・・・

 

産業革命を発端に始まった指数関数的な進化は人類に大きな恩恵をもたらしたが、同時に今まで我々が出会うことのなかった無数で巨大な問題群を生み出した。私たち20代はその真っ暗闇の洞窟を歩んでいかなければならないのだ。

 

幸か不幸か、我々は、年齢的にその問題群から逃げることは難しいであろう。また、全世界が繋がってしまっている今、空間的にも地球上に逃げる場所はないであろう。(宇宙空間を開発してる方々はいるが・・・)ということは我々はそれらの問題群と真正面から立ち向かっていかなければならないのだ。

 

そう、私たちはすごい時代に生まれたのだ。コンピューターの進化は、スマートフォンの進化は、これからの進化に比べればただの序章に過ぎない。それが、"現代"だ。

 

だからこそ我々は"智慧"を持たなければならない。

だからこそ我々は"勇気"を持たなければならない。

だからこそ我々は"団結"しなければならない。

 

そんな想いを持ってこのブログを運営しています。

このブログが未来の大きな大きな希望に繋がるように、皆さんとともに進化発展させていけたらと思います。