20代からの"而立(じりつ)"のすゝめ

様々な人に出会い、様々な本を読み、実践してきたことを元に、色々な角度で表現いていこうと思います。

ラスタファリズム(Rastafarianism)を簡単にご紹介ー思想とライフスタイルに分けてー

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※所要時間:4分〜8分(約2800字)

 

みなさん、ラスタファリズムってご存知ですか?おそらく一般的には知られていないですよねぇ。冒頭の写真のような人のことです。

 

本日は僕なりにラスタのことを簡単まとめていきたいと思います。

 

そもそもラスタファリズム(Rastafarianism)の語源は?

これね、僕も知らないんですよねぇ。調べても出でこないんです。なんなんでしょうかね?知ってる人がいれば教えてください!

 

ラスタファリズム(Rastafarianism)ってなんなの?宗教?思想?

これも分類が難しいんですけど、僕の中では「思想であり、ライフスタイル」という風に捉えていますね。

 

これはラスタファリズムの特徴でもあるんですが、特定の教祖や教理がないんですよね。「これを絶対に守らないとダメ!」みたいなものもなくて、なんか「自分がラスタファリズムといえばそうなる」みたいなところがあって・・・なんかいかにもジャマイカ的ですよね!笑

 

とはいえ「大まかな基礎土台」みたいなものはあるので今回はそれを共有していこうと思います。

 

ラスタファリズム(以下、ラスタ)が大事にしていることをまずは分類

ラスタの大事にしていることは大まかに「思想」と「ライフスタイル」に分けられます。その二つの軸で整理していこうと思います。

 

ラスタの思想①ー旧約聖書に対する解析ー

基本的に彼らが考えの中心に置いているのは旧約聖書です。そしてその旧約聖書に対して独自の解析を入れることで、彼らの思想が成り立っています。ではその独自の解析とはどういうものなのか、という話ですが、旧約聖書に以下の文があるんですね。

 

エジプトから王が到来し、エチオピアは、神に向かって手を差し伸べる

例えばこいう文章をとって、「エジプト人とエチオピア人は黒人であった、故に黒人の祖先は人類文明の期限を作った」というような解釈が18世紀ごろに黒人たちの間で広まります。

 

ラスタの思想②ー黒人の王の誕生予言ー

その流れを受けて、からマーカスガーベイという人物が1927年に以下のような発言をします。

アフリカを見よ。黒人の王が戴冠する時、解放の日は近い

そして実際に1930年に、エチオピアの皇帝にハイレ・セラシエ1世(黒人)が即位したのです。すごいですよね。この流れを受けて誕生していったのが、ラスタファリズムになります。

 

これもあって彼らはハイレ・セラシエを彼らの救世主として、「Jah(ジャー)」と呼びます。(ラスタの歌にはよくこの「ハイレ・セラシエ」や「Jah」が出てきます)

 

ラスタの思想③ーアフリカ回帰思想ー

そしてラスタの中心概念としては、「アフリカ回帰思想」があり、「自分たちの聖地であるエチオピア(アフリカ全土を指す)に帰還すれば苦しみから解放される」というものがあります。

 

なので一時、アフリカに行くための船を待つために港に人たちが殺到して大変な騒ぎになったりしたこともありました。

 

ラスタの思想④ーボブマーリーとの関係ー

そんな考え方があるのですが、世界的にも有名なシンガーであるボブマーリーはラスタファリズムの一人としてとても有名で、彼の歌の中でこのラスタの考え方などが多く組み込まれたこともあって、このラスタファリズムというものが世界に広まりました。

 

なので彼はラスタファリズムが世界に広まる立役者だったんです。

 

ラスタの思想⑤ーまとめー

なのでラスタの思想をまとめるとこんな感じです。

  • 旧約聖書を大事にしてる
  • 旧約聖書に独自の解析を入れている
  • ハイレ・セラシエを救世主として信じている
  • アフリカ回帰思想を持っている
  • ボブマーリーはラスタを世界に広めた人

ちょっとかなりおおまか過ぎてラスタの人に見られたら怒られそうですが、まあこんな感じです。ちなみにこれはあくまで一般的に言われているラスタの考え方で、初めに言ったように全員がそう考えてるわけではないですし、結構どんどん変わっていくんです。

 

では次にライフスタイルについて見ていきたいと思います。

 

ラスタのライフスタイル①ー身体は神殿ー

実は何よりこれを大事にしているかもですね!というかこれがわかれば結構ラスタが見えてくると思います!

 

彼らの根本には「自分の肉体を神殿のように、あるがままに敬うべき」という考え方があり、それを中心に全てのライフスタイルを構築しています。では見ていきましょう

 

ラスタのライフスタイル②ー髪は切らない。髭も剃らない。タトゥーも入れない。ー

①で書いたように彼らにとって身体は神殿であるので、それを傷つけることをよく思いません。そして彼らにとっての体とは、髪の毛や髭も当てはまるのです。ですのでもちろんタトゥーも入れません。

 

なのでラスタは基本的に髪を切りません。なので多くのラスタはドレットロックスという髪型になります。それは別にああいう風にしているのではなく、黒人の髪の毛を伸ばすと結構自然とああなるんです。多少くるくるねじったりはしますけどね!

 

聖書の以下の影響が大きいですね!

「頭髪の一部をそり上げたり、ひげの両端をそり落としたり、身を傷つけたりしてはならない」
「その子の頭に剃刀をあててはならない。彼は、ペリシテ人の手からイスラエルを解き放つ救いの先駆者となろう」

 

 

ラスタのライフスタイル③ー体に悪いものは入れないー

次に大事にしているのは食事です。ラスタの食事を「アイタルフード」と呼ぶんですが、その語源は「バイタル(生命)」から来ており、自然から取れる健康的なものだけを食べよう、という勧化方です。

 

基本的には菜食主義で、特に豚肉やエビなどの甲殻類、貝類などは旧約聖書にのっとって禁じられています。また加工食品も嫌います。

 

この食生活も、ラスタの大きな特徴の一つです。また、人によってどこまで厳格に実施するのかは異なります。

 

ラスタのライフスタイル③ー大麻は聖なる薬草ー

これも有名かと思いますが、ラスタにとって大麻マリファナガンジャ)はとても神聖なものです。これも聖書の様々な箇所に対して解析をして、その神聖さを表したりしています。

 

この大麻をつかって病気を治すラスタもいたりします。ただしこれも例に漏れず、全体んが大麻を吸うわけではないです。

 

少しは想像ができましたか?

だいたい簡単に抜き出すとこんな感じなると思います。ただなんども書いている通り、ラスタっていうのは「これが正解!」というのはほとんど存在しないので難しいです。ただしほとんどのラスタはとにかく「食事」を大事にしている印象です。逆に食事を大事にしていない人は、偽ラスタといってもいいくらいかと思います。

 

まあこのような人たちがジャマイカにはだいたい5%くらいいると言われています。街を歩くとたまにすれ違うくらいですね。

 

ジャマイカという犯罪大国のなかで、彼らはびっくりするぐらい穏やかで平和的です。とても和まされます。

 

終わりに

とりあえずざーっとまとめてみました。また他のサイトなどを見ればさらに詳細なども書いてあると思うので、ぜひそちらも参考にしてみてください!